
正社員に転職したいけど、家庭と両立できるか心配
転職してやっぱり後悔、なんてことになりたくない
パートからの転職だと、働く時間や仕事内容も大きく変わるから不安ですよね。
2022年に社会保険の加入条件が変わって、私はパートで働く時間を減らすことになりました。
働く時間が減れば、手取りも減る。
こどもが成長するにつれてかかるお金は増えるのに、このまま働いていても収入はむしろ減っていく。
そんな不安から、3年前に、パートから正社員に転職しました。
収入は増えて、お金の面では余裕が出ました。
でも、正社員になって後悔していることもあります。
とくに「平日のバタバタ」「こども体調」の現実や、「休日」が想像以上に大変でした。
この記事では私が後悔したポイントと、後悔しないための条件の決め方・対策について紹介します。
これから転職活動をしようとしている方の参考になれば嬉しいです。
後悔①仕事終わりの怒涛の平日が大変

転職当時、こどもは4歳(年中)と2歳でした。
パート時代は1日5時間の週5日勤務で、職場までは自転車で5分。
仕事が終わってから買い物に行き、帰宅してからごはん作り。
その後こどものお迎えに行って17時にはごはんを食べさせる生活でした。
正社員になったらお迎え後の帰宅が18時過ぎ。
1時間くらいならなんとかなる!と頭の中ではシミュレーションしていました。
でも実際には仕事が終わってすぐにお迎えに行き、こどもをせかしながら18時すぎに帰宅。
座る間もなくごはん作り、こどもに食べさせて、お風呂に入れて就寝まではノンストップで動かないといけません。
わが家は夫が仕事でいない日が多く、朝から晩までほぼワンオペです。
上の子が小学生になってから宿題も見るようになり、早く就寝したいのに終わらなくてなかなか大変でした。
対策1:ごはんは1から作らない

具体的にはこんなことをしています。
- 買い物に行かない(生協と、週末にネットスーパーで注文。日用品はアマゾン)
- 朝のうちに晩ごはんの下ごしらえまでやってしまう(材料切って下味をつけて後は炒めるだけなど)
- 冷凍食材を買っておく(下ごしらえができないとき、揚げるだけ、焼くだけで食べられるもの)
- 時短でできるレシピをレパートリーに(山本ゆりさんのレシピを参考に)
- 無洗米を使う(朝の忙しい時間に米研ぎなんてやってられない)
買い物に行く時間がないので、イオンのネットスーパーや生協を多く利用するようになりました。
食費は月に1〜2万円ほど増えましたが、ここは生活を回すための必要経費と割り切っています。
帰宅してからすることは最小限に!というのが基本です。
対策2:平日の掃除はあきらめる

平日の掃除をやることリストから外しました。
片付けが苦手なうえ、仕事と毎日の送迎や家事育児で1日があっという間に終わります。
すぐにおもちゃを散らかす子供に対し、「また片付けなきゃ」とイライラすることも多かった。
平日は邪魔なものをどけるくらいにして、掃除は余裕のある週末だけと割り切ることにしました。
こどもが少し大きくなってきたらおもちゃの片付けもこどもにお任せ。
おもちゃ箱を用意して「ここに入れるだけ」の場所を作り、どんどん教えていきました。
全部を1人でやらないことが大事です。
対策3:時短家電を使う
食洗機と乾燥機をフル活用しています。
パートの頃からわが家にあるものでしたが、無くてはならない必需品。
乾燥機はドラム式洗濯機ではなく縦型の洗濯機で、その上に乾燥機を設置しています。
最初の頃は電気代や水道代を気にして少量なら使っていませんでした。
でも今では少量の洗い物や洗濯物でもガンガン回します。

物でも人でも、頼れるものはどんどん頼りましょう
後悔②年間休日が少ない
妥協した年間休日が、働いてみるとやっぱり少ないと後悔しました。
子供の休みに合わせた完全土日祝休みの会社を希望していましたが、近所の求人が少なく妥協しました。
入社したのは年間休日117日、月1回ほどの土曜出勤がある会社です。
| パート時代 | 正社員転職後 |
| 年間125日(土日祝+お盆+年末年始) | 年間117日(土日祝+お盆+年末年始) +土曜出勤が年に数回 |
面接では「土曜出勤は有給で休んでいい」と言われていました。
でも実際は、子供の体調不良や平日の行事で有給を使い切り土曜に回す余裕なんてない。
初年度の付与日数は10日しかなく、土曜に行事が重なればさらに有給が消えていきます。
子の看護休暇も私の会社は無給。
発熱時は夫や母にも頼りましたが、1年目はどうしても欠勤になる日がありました。
最初の数年は欠勤になっても仕方ないと割り切りました。

こどもがいる人は有給だけでは足りないことは覚悟しておきましょう
後悔③こどもが丈夫になったと思ってたけど違った
転職を考えたとき、上の子は大きくなって下の子も風邪をひくことが減っていました。
だから「これなら正社員で働けるかも」と思ったんです。
でも、コロナの影響でマスクなどの感染対策がしっかりされてたから、風邪を引きにくくなっていただけでした。
感染対策が緩和されると、保育園で流行る風邪はかならずもらってくるようになりました⋯。
上の子が小学校に上がってからは、人数が多い分いろんな風邪が流行りました。
学級閉鎖があれば学童にも行けず、こどもは元気でも仕事の途中でお迎えに行かなくてはいけない日もありました。
職場は理解してくれましたが、忙しいときに急なお休みをもらう申し訳なさは残ります。
こどもが大きくなっても熱を出すので、急にお休みをもらうことがあると思っておいたほうがいいです。
逆に、妥協しなくてよかった条件3つ
会社を選ぶとき、これだけは譲らないと決めていた条件が3つありました。
この3つについては、妥協しなくてよかったです。
① 給料
給料が低いと、正社員になった意味がないと思っていました。
拘束時間は長くなるし、責任も増える。
それに見合わない給料なら、パートのままのほうがいいですよね。
想定した自分の負担と、満足できる給料を考え、希望より低い金額を提示された会社は内定をお断りしました。
月給だけでなくボーナスが安定してどのくらい出るかも重要です。
社会保険料や税金で引かれても、扶養内パートの頃よりずっと手取りは増えました。
ただ、昇給がどのくらいあるのかは聞けませんでした。
昇給はあると聞いていましたが、昇給幅はどのくらいか。
実際は思っていたよりも少なかったので、基本給の何%なのか聞いておけばよかったなと思います。
② 残業が少ないこと
求人票に残業月15時間以内と書いてある会社を選びました。
「こどもがいるから残業できません」と言っていても、まわりが残業している職場だと、自分だけ帰るのはやっぱり気まずいです。
だから会社全体の残業が少ないことを条件にしました。
今の会社は定時上がりの人も何人もいたので帰りやすく、結果として私は月に1時間も残業していません。
③ 通勤時間の短さ
私の通勤時間は家から自転車で5分です。
パート時代と同様、通勤時間が短いと拘束時間が減ります。
こどもを預ける時間も短くて済むし、体調不良のときもすぐに駆けつけられます。
私は昼休憩のときに家に帰り、朝できなかった夜ごはんの準備をすることもあります。
朝にバタバタしてできなかった夜ごはんの準備をお昼休憩にするときもあります。
この3つは、譲らなくてよかったと思っています。
どれか1つでも妥協していたら、3年も続いていなかったかもしれません。
後悔しないための条件の決め方
家から近くて、給料も良くて、休みも多くて、急な休みにも対応してもらえる会社。
理想を全部通そうとすると、応募できる会社がなくなります。
なので「ここは絶対」と「ここは妥協できる」を先に分けておくことが大事です。
私が分けるときの基準は、この2つでした。
- 毎日のことか、たまにのことか
- 自分以外に代われる人がいるか
通勤や残業は毎日のことです。
ワンオペなのでこどものお迎えが遅いと寝る時間も遅くなるし、祖父母も自宅から遠かったので誰にも代われません。
残業もまわりが毎日しているなか自分だけ帰るというのは心がすり減ります。
ここは絶対に譲れませんでした。
給料は、安いと働く意味がなくなります。
ただし市場相場より高すぎる希望を出しても転職先が決まりません。
「これだけはほしい」というラインは決めて、ちゃんと伝えることが大事です。
逆に土曜出勤は月1回。
夫に代わってもらえるので、ここは妥協できると判断しました。
失敗したのは、その月1回の土曜出勤に有給が使われるということ。
土曜に出勤すること自体はできても、有給をそこに使う想定はしていませんでした。
それともうひとつ。
昇給がどのくらいあるのか、聞いておけばよかったと思っています。
でも面接で「昇給はどのくらいですか」と自分から聞くのは、なかなか難しいですよね。
それでも私が正社員でいる理由
パートのときは、難しい仕事を頼まれても、どうしても「パートなのに」と思っていました。
良い仕事をしても時給が上がるわけではありませんでした。
それどころか最低賃金。
正社員になって、責任は確かに増えました。
でも今は、責任の分、給料も増えて仕事にも前向きに取り組めています。
後悔はあります。大変でもあります。
でもなんだかんだ両立できているので正社員を続けています。
それはちゃんと後悔しないために譲れない条件を考えて、決めたから。

譲れない条件を考えて転職すれば続けられる!
転職を考えているあなたへ
後悔するかどうかは「正社員になるかどうか」ではなく、どんな条件で決めるかで変わると思っています。
これから求人を探すという方で、どんなサービスを使えばいいか迷っている場合は、こちらの記事も読んでみてください。
転職サイトと転職エージェントの違いについてわかりやすく解説しています。

私は転職活動にはエージェントと転職サイトどちらも活用していました。
最終的に決まったのは転職サイトですが、転職エージェントでは言いにくい条件を代わりに伝えてもらうことができて助かりました。
一人で交渉するのが不安な方は、エージェントを頼るのも手だと思います。
転職エージェントの体験談はこちらにまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。


