高卒・転職3回のパート主婦でも、転職エージェントは使える?登録してわかったこと

転職・働き方

転職エージェントのCM、よく見かけますよね。

高収入・高待遇。すごい経歴の人が使うもの。
自分に紹介できる求人なんて、ないんじゃない?

私もそう思っていました。

高卒で、転職は3回。子どもが2人いて、当時はパート勤務。
すごい経歴もスキルも、特にありません。

1社目には、面談すらしてもらえず断られました
でも別のところでは、「出勤時間をずらしたい」という私の事情まで、企業に伝えてもらえました。

そんな私が転職エージェントを使ってみて分かったことを、正直に書きます。

27歳のとき、内定をもらったマイナビエージェント

27歳、2度目の転職活動のときです。
マイナビエージェント(現:マイナビ転職エージェント)を使いました。

飲食の仕事で5年働いたあと、士業系のアシスタント事務を経験しただけ。
正直こんな私でも大丈夫なのかと不安でしたが、まだ若かったこともあり、いくつか求人を紹介してもらいました。

その中から応募して、面接まで進み、無事に内定をもらうことができましたが、結局辞退しました。

私は結婚して妊娠・出産しても働き続けたいと考えていましたが、
その会社は社員数が少なく、産休や育休のフォロー体制ができていなさそうだった。
当時はまだ、女性が結婚したら辞めることも多い時代。

面接のときにその点で引っかかりを感じたからです。

エージェントは私の希望を先方と調整しようとしてくれました。
でも違和感を覚えたまま転職することはできませんでした。
面接の前にもっと自分の希望を前もって言っておけばよかったなと思いました。

きらりんご
きらりんご

エージェントには、あらかじめ自分の希望をつつみ隠さずに言うのが大事です!

10年後、同じエージェントに断られた

10年後。37歳で、パートから4度目の転職に挑戦することにしました。

転職するならエージェントがいいと聞くので、以前内定をもらえたマイナビエージェントに申し込みました。
返事は登録してから5日後。

あいにく現在弊社にてマッチする求人がなく、すぐにご紹介が難しい状況です

面談は、一度もありません。
年齢のことなのか、ブランクのことなのか。理由は書かれていませんでした。

「やっぱり年齢がダメなんだ。私のようなすごい経歴もスキルもない人に紹介できる求人なんて無いんだ。」と思いました。

他にもエージェントがあるのは知っていました。
でも私の中では、マイナビは敷居がそれほど高くないイメージ。
ここが無理ならほかもきっと無理だろうと諦めてしまいました。

そして、求人サイトで転職活動をする日々が始まりました。

転職サイトで4ヶ月。書類も面接も落ち続けた

複数の転職サイトに登録して、求人を探す日々。
家庭と両立できるのが絶対条件でした。

その条件を考えると、残業が少ないこと。自宅から近いこと。終業は17時台であること。

始業時間も譲れませんでした。
娘の登校時間より、私が家を出るのが早くなってはいけない。

……この時点で、9時〜18時の会社は消えます(涙)。

独身時代と違って、子持ちの転職は妥協できない条件が多い
なので、いろんな求人サイトに登録しました。

その中から条件に合う会社を探す日々です。
そのなかで、奇跡的に「ここならいいかも」と思う会社と出会いました。

そして無事に内定。

でも、この内定も辞退することになります。

内定の連絡は電話だけ。
給与や条件についての話は出てきません。
こちらから聞いて、はじめて基本給を教えてもらいました。

その金額が、思っていたより低かった。
業務内容も少し難しくて忙しく、代わりの人がいない状態。

迷った末の判断でした。

このときは、またすぐ見つかるだろうと思っていました。
でもそこから、なかなか内定がもらえなかった。

二次面接まで進んで落ちたときは、ショックで体に不調が出ました。

このときの話は、受かったと思った面接に落ちた。ショックで体に出た私が立ち直るまでに詳しく書いています。

5ヶ月目、リクルートエージェントを使った

求人サイトで探すことに、疲れていました。
希望の求人はなかなか無いし、あってもきっとダメなんだろうとネガティブになっていました。

そこで今まで敷居が高いと思っていたリクルートエージェントに、ダメ元で申し込んでみました。

すると面談の案内が来て、Zoomで面談することになりました。
平日の朝9時半から、1時間ほど。

子どもがいない時間が良かったので、私は平日の朝にパートを休んで面談しました。
ただ、土日や夜に対応しているところもあるようです。

(参考:リクルートエージェント公式)

面談では、転職回数が多いこと(当時3回)を気にしていると伝えました。

すると

「いまどきはこれくらいの回数は普通ですよ。多くないですよ。大丈夫ですよ」

と言ってもらえました。
めちゃくちゃ励まされました。

私が住んでいるのは地方都市なので、関東のように求人が多くありません。
それでも、自宅から通いやすい範囲の求人を何社も紹介してもらえました。
もちろん、紹介された会社は求人サイトには載っていません。

あとで調べてみると、リクルートエージェントは公開求人だけで約75万件。

dodaは20万件以上。
マイナビ転職エージェントは求人数を公表しておらず、登録者の76%が34歳以下でした。

同じ「転職エージェント」でも、求人数や対象者が全然違いました。

※求人数・登録者データは各社公式サイトより(2026年8月時点)

簡単には決まらない。紹介された3社、全部書類で落ちた

紹介してもらった中から、希望に合う求人を3社申し込みました。
結果は、3社とも書類選考で落ちました。

やっぱり私には無理だったんだ。

でも、ひとりで応募していたときとは、違うことが2つありました。

ひとつは、落ちた理由を教えてもらえたこと。

A社企業側の組織構成上、ポジションが合わなかった
B社より条件に合致する候補者が、他にいた
C社経験とスキルが、企業の求めるものと少し違った

3社とも、理由が違いました。

求人サイトから直接応募すれば、お祈りメールが届いて終わり。

落ちた理由が分かると、私がダメだったからではなく、企業の求める条件に合わなかっただけだと分かりました。

もうひとつは、お見送りの連絡のあとに、担当の方から個別にメールが届いたこと。

先ほど書類選考お見送りのメールを送らせていただきました。
私の転職活動のとき、書類選考お見送りの連絡に大きくショックを受けたこともありましたので、きちんとお伝えできたらと思い、ご連絡させていただきました。

転職サイトから応募して、面接に落ちて体に不調が出たことがある私には、この一通がありがたかったです。

エージェントでは決まらなかった。それでも登録してよかったと思う、3つの理由

結局、私が入社を決めた会社は、リクルートエージェント経由ではありません。

求人サイトで見つけた会社でした。

それでも、登録してよかった。

理由は3つあります。

① 経歴を見て「大丈夫ですよ」と言ってもらえた

転職3回は多すぎるんじゃないか。ずっとそう思っていました。

でも「いまどきこれくらいの転職回数は普通です。大丈夫ですよ」と言ってもらえて、
はじめて肩の力が抜けました。

ひとりで求人票を眺めていても、自分の経歴が企業にどう思われるのか分かりません。

これは、人に見てもらわないと分からないことでした。

② 落ちても、理由が分かる。

ひとりで応募していたときは、落ちた理由が永遠に分かりませんでした。

分からないと、勝手に自分がダメなんだと思ってしまいます。

エージェント経由だと落ちた理由をちゃんと教えてもらえます。

③ 企業に直接言いにくいことを、代わりに伝えてもらえる

これが、いちばん大きかったです。

始業が8時のある会社に応募するとき、私は担当の方にこう送りました。

子どもが小学校に行っている間は8時に間に合わないため、8時15分くらいの出勤時間を希望しています

返ってきたのは、こんな返事でした。

こちら承知いたしました。企業へのご紹介の際に補足させていただきますね

「娘の登校時間より早く家を出られない」という条件。

始業時間の変更なんてあつかましいお願い、自分から言うのは、正直こわいです。
でもそれを、先に伝えておいてもらえる。

27歳のとき、私は希望を伝えないまま面接に行きました。そして内定が出てから不安になって、辞退しました。

あのとき、先に伝えておけばよかったと後悔したので、こんなこともエージェントにお願いすることができました。

言いにくい条件がある人こそ、間に入ってもらう価値があると思います。

きらりんご
きらりんご

「言いにくいから黙っておく」より、「先に伝えてもらう」ほうが、あとがラクになると思います。

合う人と、合わない人。そして今日できること

エージェントは、誰にとっても必要なものではないと思います。

求人サイトから始めていい人

  • 応募したい求人が、自分で見つかっている
  • 自分の経歴に、納得できている
  • 求人を探す時間が取れる

私も、最初の4ヶ月はこれでした。

登録してみていいと思う人

  • 自分の経歴に自信がない
  • 忙しくて、求人を探す時間がない
  • 企業に直接言いにくい条件がある
  • 書類をひとりで書くのが、しんどい

ひとつでも当てはまるなら、試す価値はあると思います。

書類のことだけなら、無料の公的支援もあります。私は職務経歴書を、以前ハローワークの女性向けの窓口で添削してもらいました。

ただ、そこだと出向かないといけない。

子どもがいて働きながらだと、平日の日中に行くのは正直しんどいです。

その点エージェントは、自宅から相談できます。

私の面談も、自宅からのZoomでした。土日や平日の夜に対応しているところもあるようです。

(参考:リクルートエージェント公式)

最後に。

エージェントは、会社ごと対象の求人、ジャンルが違います。

私は1社目で断られました。

でも別のところでは、面談も、求人の紹介もしてもらえました。

きらりんご
きらりんご

断られても、それはあなたの価値の問題じゃありません。

ただ、エージェントの得意な対象があなたと違っただけです。

だから、1社で決めつけないでほしいです。

地方都市在住で、高卒。転職3回で、パートだった私にも、リクルートエージェントは面談をしてくれました。求人も紹介してくれました。

だからもし迷っているなら、まずはここから試してみてください。

私の場合は、申し込んだその日のうちに面談日程の案内が来て、2日後には面談でした。

話を聞いてもらうだけでも、見える景色は変わります。

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この記事を書いた人
きらりんご

41歳のワーキングママ(子ども2人)。
飲食→事務→適応障害で休職を経て、37歳でパートから正社員に転職しました。
「このままでいいのかな」と迷っていた頃の自分に向けて、等身大の転職と働き方を記録しています。

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